嘆いてばかりいないで

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明日から大寒波襲来との
天気予報です。
今年は今まで暖かだった
ので、急に寒くなると大変
だなあ。

花壇の花も今までの暖かさ
に慣れているので、厳しい
経験になるでしょう。

今年もあと一週間を切って
しまいました。
何て早い一年だったのだろ
う。

親友が急逝してしまったり、
辛いことの多い一年でした。

あす知らぬ我が身と思へど
暮れぬ間のけふは人こそ
かなしかりけり

  古今和歌集 紀貫之

この歌の「人」は亡くなっ
た人のことだそうです。

毎年この時期になると身に
沁みて感じるのはこの歌
です。

 数ふれば年の残りも
 なかりけり
 老いぬるばかり
 かなしきはなし

 新古今和歌集 和泉式部

こうして老いて、年の残り
が少なくなってしまった
ことを嘆く歌は、短歌には
多いですね。

諸行無常もののあわれ
感じることは日本人のDNA
だと思います。

でも、残り少ない余生を
嘆いてばかりいるのでは、
つまらないなあと思い
ます。

時々は感傷に浸ることも
必要でしょうが、最後まで
前向きに頑張って生きて
いかなくては!

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