もうあちこちのミモザの花は盛りを過ぎよう
としているのに、我がガーデンのミモザはやっと
咲き始めました。
花もあまり多くありませんが、去年の夏に植えた
ばかりなのでまだ木に勢いがなく、今年は仕方が
ないですね。
咲いてくれただけでも良しとしなければ。
来年の春には、大きく育ち、カフェ・ミモザの
見事なシンボルツリーになって、きれいな花を
沢山咲かせて欲しいものです。
夕方から雨が降り出し、明日は一日中雨のようです。
せっかく桜が咲き始めたというのに。
「春雨の降るは涙か桜花散るを惜しむ人も(し)
なければ」(謡曲熊野)
これは桜の花に託して寂しく散っていく(死んで
いく)わが身のことをを謡っているのでしょうね。
散っていくわが身をを誰も惜しんでくれない..
.という切ない気持ちが伝わります。
死んでいく時もさることながら、もっと身近なこと
として、年をとって、仕事を離れていく時の気持ち
にぴったりのように思えます。
わが身に照らしても、その年頃、境遇になってから、
この歌の持つ味わいが深く感じられるようになった
ように思います。
何だか話が湿っぽくなっちゃいました。
今日のカフェは、ランチのお客さんはなく、静かで
誰も来ないのかなと思っていたら、午後遅くコーヒー
を飲みに2人来てくださいました。
明日から、2日間定休日です!!