カフェでは陶器も扱ってます。

ムスティエ・サント・マリーの村です。


ヨーロッパの陶器が大好きです。

マイセンとかヘレンデとか有名なブランドが

色々ありますが、中でも素朴できれいな色彩の

ムスティエの焼き物が大好きです。

日本では手に入れることが中々難しいですね。

ムスティエ焼きは、プロバンスの山岳地帯の

小さな村で作られてます。


昨年の夏にニースからレンタカーをして、

ムスティエまで行って来ました。

フランスのグランドキャニオンといわれるヴェル

ドン渓谷を通って行くのですが、この渓谷は

断崖絶壁(深さ最大700m)の上、細い急

カーブが連続する難路です。

本当にスリルがある道でした。


やっとたどり着いたムスティエの村は、背後に

切り立った岩山が迫り、村の中を清流が流れる

とても美しい村でした。

澄んだ空気と急流のせせらぎ、そして大好きな

陶器がいっぱい!もう、言うことなしでした。

また行きたいなぁと思いますが、あの道を思うと

どうなることやら。


村の中には、沢山のムスティエ陶器を売る店が

沢山あります。

2日間滞在して、殆どのお店をめぐり、いくつか

買ってきました。手描きの物が殆どで、良いと

思うものはとても高いんですね。


本当は、いくつかはカフェに売り物として置こう

と思ったのです。

でも苦心して家まで持って帰ってきたら、手放す

のが惜しくなってしまいました。

カフェの棚に飾ってありますが、非売品になって

しまいました。


良くお客さんに、「これは売らないのですか?」

と言われますが、「すいません。これはムニャ

ムニャ...」と言い訳してます。


そんな訳で、カフェで売っている陶器は、パリや

ロンドンのマーケットで買ってきた物です

(日本の物も一部売ってます)。

これらにも色々思い出がありますが、そんなこと

言ってると何も売れなくなってしまうので泣く

泣く?売ってます。


これがムスティエ焼きです。

これは売り物です。