ちまたに雨の降るごとく

今日はカフェ・ミモザは定休日。

3、4日前から風邪を引いてしまい、体調

が万全でないので、のんびりと休みたかった

のですが、所用があって東京に出て来て

います。


熱海は朝から冷たい小雨が降り、肌寒い

お天気でした。

東京も小雨がちらついてます。


  ちまたに雨の降るごとく

  わが心にも雨が降る..


 ヴェルレーヌの名詩ですね。

  Il pleut dans mon coeur

  comme il pleut sur la ville ...


気障ですが、若い時に暗誦をさせられたので、

今でも原文がすらすら出てきます。

今は、昨日のことも忘れがちなのに。

若いということは素晴らしいことですね。

もっと勉強しておくべきでした。


シャンソンで秋の歌といえば、なんと言っても

「枯れ葉」でしょうね。

この歌は、ジャック・プレベールという

フランスの現代詩人の巨匠の詩をジョセフ・

コスマが作曲したものです。


この歌は、イントロの部分が特に素敵ですね。

勝手に訳してみるとこんな具合です。


 君に思い出して欲しいのだ

 僕たちがまだ恋人同士で幸せだった

 日々のことを

 あの頃は人生がもっと美しく

 太陽が今より光り輝いていた。

 でも、北風がすべてを冷たい夜の

 忘却の彼方に運び去ってしまった

 でも、分かるだろう、僕は君が歌って

 くれたシャンソンを決して忘れて

 いないよ...


この後から、「それは、僕たちに似た歌さ...

と始まるのですが、キリがないので、この辺で

やめておきましょう。


中学や高校生の頃には、当時流行った

アメリカン・ポップスやカントリー・

エスタンを夢中で聞いていたので、

その頃の歌の歌詞はは今でも本当によく

覚えています。

英語の勉強は、歌を通じてしたようなもの

でした。

だから、あまりオーソドックスな英語では

ないのでしょうね。


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