今日の東京は冷たい小雨が一日中降って
いました。
あれこれ、忙しく用を足して、夜に熱海に
戻りました。
東京に行くと、玉村豊男さんのこんな文章
が良く分かります。
「若い時は東京のような大都会で、大きな
組織や仕事にかかわり、刺激と緊張に満ちた
時間を生きることは、その人にとってなにもの
にも代え難いキャリアとなるものです．．．
しかし、定年が視界に入ってくる頃、自然に
囲まれた田園で、少しでも手ざわりを感じる
ことのできる暮らしをしたい、多くの人が思う
ようになるのは、当然の流れなのです。」
玉村豊男「田舎暮らしができる人 できない人」
丸の内の紅葉は田舎とは違う趣がありますね。
玉村さんの文章を続けます。
「人生の経験を重ねると、自然の見方も
変わってきます。」
「歳をとるということは、一本の草木からでも
人生を反芻できるほど、豊な自然観照の力を
身につけることを可能にするのではないかと
思ってます。」
正しく、その通りだと思います。
ビルの中のクリスマス・ツリー。
花屋さんもすっかりクリスマス・モードです。
明日もカフェ・ミモザは定休日。
でも、忙しい一日になりそうです。
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