今日はカフェ・ミモザは定休日です。
そこで、お隣の町、湯河原の梅園に梅見に
行って来ました。
湯河原の幕山梅林の梅の木は４０００本も
あり、熱海梅園の４５０本余りより、ずっと
規模が大きな梅園なんですね。
梅園と言えば熱海と思っていたのですが、
熱海梅園の売りは、規模より日本で一番早く
咲くということにあるのかも知れません。
まだ３分咲きということで、咲いていたのは
紅梅が多かったです。
きみならで誰にか見せん 梅の花
色をも香をも知る人ぞ知る
古今和歌集 とものり
あなた以外に梅の花を見せたい人は
いない。あなたこそその色も香りも良く
知る人だから。
という意味の歌です。
梅の花を折って、この歌を添えて贈った
ようです。
梅園は山の上まで広がっていますが、散策路
を登って上まで見物することが出来ます。
人はいさ心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の香ににほひける」
この歌は百人一首に入っている有名な歌ですね。
あなたは さあね どんなお心かわかり
ませんが この昔なじみのふるさと
そこに咲く花は 昔に変わらぬよい匂いで
私を迎えてくれますねえ
田辺聖子さんの名訳です。
親しかった人は心変わりをしてしまったが、
梅の花は変わらぬ良い香りで迎えてくれるという
いう歌です。
梅園には水仙が沢山咲いていました。
これは日本水仙ですね。
こちらはラッパ水仙です。
この梅園には、もう一度見ごろの時に来て
みたいと思いました。
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