春を感じ入る心。

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ここ熱海では、夕方になって強い風が吹き始め、

かなり冷え込んできました。

昼間の暖かくて、穏やかな春のお天気はどこ

へ行ったのでしょうか。


明日はまた暖かな日になるようですが、毎日の

お天気のことをあまりやきもきしても仕方あり

ませんね。

本格的な春に向かっていることは、間違いない

のですから。



日経新聞のプロムナードという随筆欄に、

作家の姫野カオルコさんが、とても良いこと

を書いておられました。

大筋以下の通りです。


「春をめでる和歌や詩は沢山あるけど、

 それを詠んだものは、皆年行きのものだ。

 若者は、自分自身が春の中にいるから、

 春に感じ入らない。

 春が自分の内から去って初めて、人は春を

 感じ入ることができる。」


そうなんですね。

若い時には春をこれほどまで素晴らしいと

感じることはなかったです。

自分の中から、春が去ってしまったからこそ

春を感じるのですね。


また、こうも書いておられます。



 「ああ、春がまた来た」

  そう感じられる幸いは、春を過ごし夏を

  過ごし来た長々の月日が贈ってくれる

  ものである。


年ごとに春の素晴らしさが一層深く感じられる

ようになるのは、年を重ねてきたことへの贈り

ものなんですね。


昼間のカフェのテラスのテーブルです。


玄関の眺めですが、一番左の所に昨日ミモザ

を植えました。

この写真ではあまり良く見えませんが、

来年が楽しみです。


お隣の椿の花が窓越しにきれいに見えます。

今が盛りですね。


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