恋患い


今日から登場した新しいパラソル。

昨日引退した古いパラソルの代わりです。


ネット通販で買ったのですが、前のものより

少し華奢で、果たしてここ西熱海名物の強風に

耐えられるか、ちょっと心配です。


グリーンの色も前のものとは微妙に違って

います。

まあ、壊れているものより良しとしましょう。


今日は、熱海で定期的に行われている

林家たけ平落語おもしろ講座」に行って

来ました。

講義も落語も面白かったです!


今日の落語の演目は「崇徳院」。

若旦那が上野の茶屋で、偶然会ったお嬢さん

に一目惚れして、重症の恋患いに。

彼女は別れ際に「瀬をはやみ岩にせかるる

滝川の...」という歌の色紙を渡して

去って行った。


息子の恋患いを心配した父親が、息子の友達

熊さんに、この歌をもとに彼女を探すことを

依頼。

熊さんは、江戸中を「瀬をはやみ...」と

叫びながら探し回る...と話は続きます。


この歌は百人一首の七十七番、「瀬をはやみ 

岩ににせかるる 滝川のわれてもすゑに逢はむ

とぞ思ふ」という崇徳院の有名な恋のうたです

ね。


マックミラン・ピーターさんは、このように

英訳しています。


Like water

rushing down

the river rapids

we may be parted

by a rock,

but in the end

we will be one again.


たけ平さんも言ってましたが、それにしても

最近の若い人にとって、「恋患い」なんて、

死語になっているでしょうね。


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