小唄の発表会


今日は小唄の発表会で、朝早くに熱海を出て、浅草の料亭「ひさご庵」

に向かいました。「ひさご庵」は、浅草寺の境内を通り抜けて、行きま

すが、途中スカイツリーが良く見えました。


浅草寺五重塔スカイツリー。まぁ、おのぼりさんコースですね。

日曜日ということもあって、浅草は、朝から大変賑わっていました。


今日の発表会は、「わかしば会」という名称で、小唄春日流の若手師匠

連中の弟子たちの発表会です。毎年、今頃の時期に、同じ「ひさご庵」

で開かれています。


今日は、66人が唄いました。この写真は、師匠連中が「年の瀬」を

一番最初に唄った時のものです。



      年の瀬や年の瀬や 水の流れと人の身は

      留めて止まらぬ 色の道
    
      浮世の塵のすてどころ

      頭巾羽織も打ち込んで

      肌さえ寒き竹売りの

      明日待たるる宝船


年の瀬の忙しく、侘しい雰囲気と新年を待つ気持ちが良く出てる唄で

すね。

      

私の順番は、43番目でした。「辰巳の左褄」を唄いましたが、出来は

まぁまぁですかね。無事に終ってやれやれです。


12時から会が始まって、終わったのは4時半で。何しろ、66人が唄

うのですから、長丁場ですね。


お昼は、唄を聞きながら、なだ万のお弁当を食べました。


発表会の後は、宴会があり、終って帰る頃には、浅草寺の境内は、ひっ

そりとしてました。

五重塔もライトアップされていて、きれいでした。

熱海に帰ってから、源泉かけ流しの温泉に入って、疲れを癒しました。

今日は長い一日でした。