最高の人生をあなたと



今日の熱海は、快晴で、風もなく、久しぶり

ガーデニング日和でした。

寒い冬の間にも、こんなに気持ちの良い日が

時々はありますね。


バラがツボミを付けています。

もう葉はすっかり落ちてしまっているのに、

まだ花を咲かせるのですね。


こちらのメアリーローズにも小さなツボミ

が一輪。


今日のガーデニングの作業は、あちこちに

積もった枯葉の片付け。

もう、大分片付けたつもりなのですが、

まだまだ散らばっています。

中腰の作業で、結構疲れます。

黙々と仕事に励み、大分きれいになり

ました。


今日も最近見たDVDの話です。


「最高の人生をあなたと」というフランス・

ベルギー・イギリスの合作の映画です

(2011年)。


30年におよぶ結婚生活を過ごしてきた還暦を

迎える夫婦。

妻メアリー(イザベラ・ロッセリーニ、イング

リッド・バーグマンの娘です!)は、60歳を

目の前にして、自分の老いに気付く。

これまでの自分の人生に疑問を抱き、老後の

生き方を模索する。


一方、成功した建築家の夫(ウイリアム・ハート)

は、仕事に夢中で、仕事場に泊まり込み、家に

帰らない。

自分の老いを認めることが出来ず、まだまだ自分

は若いと思い込んでいる。


こうして、二人の間に、次第に軋みが生じ、

離婚の危機にさらされます。

最後は、ハッピー・エンドになるのですが、

妻の母親、3人の子供たちの話も絡んで、

中々面白い映画でした。


印象に残ったセリフとして「歳を認めることは

勇気がいること」というのがありました。

確かに中々認めたくない現実ですね。


また、「実際の年齢と自分の認識している年齢

には8歳の差がある」というセリフも、その通り

と思いました。

誰でも、まだ自分は若いと思い、客観的には

老いているということを認めたくないのですね。


この映画は、若い人が見ても、全く面白く

ないでしょう。

でも、色々と経験して、還暦に差しかかり、

人生の転換期にある人には、面白い映画だと

思います。

老いに直面して、誰でも悩む時期ですからね。


まぁ、もうとっくにこの時期を過ぎてしまった

この身には、「まだまだ若くて良いねえ」と

いう感じがしますが。


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