ジュウガツザクラ


今日は、栃木にあるわが家の墓に、母の遺骨を

納骨しました。

お墓は、栃木の山の中にある臨済宗のお寺に

あります。


ご住職に読経をして頂き、無事に納骨を終える

ことが出来ました。

肌寒い曇り空の一日でした。


母が9月末に亡くなってから、何かと気ぜわしく

していたのですが、寂しいながらも、これで

何となくホッとした気持もします。


時しもあれ 秋やは人の別るべき

あるを見るだに 恋しきものを

     古今和歌集  忠岑


時季は他にいくらでもあるのに、よりによって、

秋に人に別れるとは。秋は生きているのを

見ていてさえ恋しいというのに。


一昨日、浅草の浅草寺の境内で行われていた

菊の展示会の写真です。

浅草に一泊したので、浅草寺にお参りに行った

ところ、偶々、境内で開催されていました。


菊づくりは、日本の伝統ある園芸ですね。


菊づくり 咲きそろふ日は 陰の人

       吉川 英治


一生懸命育てた菊が見事に咲く頃に、

育てた人は亡き人となっているという句です。


浅草寺の境内の中に、珍しいジュウガツザクラ

が咲いていました。

このサクラは、秋と春の二回咲くようです。


秋晴れの青空に、白いサクラの花がきれい

でした。


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