木の芽起こしの雨

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雪になるかもとの予報は、幸い外れました。

でも、今日の熱海は、冷たい雨が降る一日でした。

こんな日は、庭仕事はお手上げですね。


今日は、去年の4月初めの、ガーデンの写真をアップしました。

今は冬枯れのガーデンも、一ヶ月後にはこんなに花で一杯になるんですよ。

ちょっと信じられない感じがしますけどね。


アネモネも花が咲くのが早いですね。

  
  ・・・どんなに悪たれ口をきこうと、天候だけはだめだ。

  時がみちて法則にかなえば、蕾はひらき、芽はのびる。そのとき、

  きみは謙虚な気持ちになって、人間の無力なことをさとり、

 「忍耐がすべての知恵の母」だ、ということがわかるだろう。


       カレル・チャペック「園芸家12カ月」


お天気が悪いことを、あれこれ悪たれ口をたたいて、文句を言ってみても、

どうにもならないよ。


その時が来れば、花が咲き、芽が伸びる。我慢して、待つしかないよという

ことですね。ガーデナーに必要なことは、忍耐、我慢ですね。


チューリップの芽が沢山出てきましたが、まだ小さくて、頼りない感じです。

あと一カ月で、本当にこんなに立派に花が咲くのかなあ、という気持ちがし

ます。


今日の雨は、庭の花や木にとっては、「木の芽起こし」の雨なのでしょう。

たっぷりと水分を吸収して、どんどん育っておくれ。


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