秋の花

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今日の熱海は、一日中暗く曇って、肌寒い

一日でした。

あーあ、秋晴れの空は何処へ行ってしまった

のかなあ。


暗い空の下でも、赤いゼラニウムが明るく

咲いています。


   ゼラニウムの赤がよろしく

   あざやかな決意ともなくみつめいる朝

         鳥海昭子


こちらは何となくひっそりと咲いている

シュウカイドウ。

明るいゼラニウムとは対照的ですね。


   シュウカイドウの盛りの庭に

   佇(た)つ人が独りもいいと静かに言いき

           鳥海昭子


この歌は、ドラマの一シーンのようだなあ。 

シュウカイドウの花ことばは、「片思い」

「繊細」だそうです。

    

薄紫色のカクトラノオも今が盛りです。


濃い紫色のサルビア、これも宿根草です。

とてもきれいな色ですね。


サルビアの花ことばは、「燃える思い」

「知恵」だそうです。


小さなペチュニアサフィニア?)の花。

カフェミモザの看板の下の鉢で咲いています。


  やわらかい風あり風にこたえいる

   ペチュニア赤し私もあかし

        鳥海昭子


ペチュニアの花ことばは、「あなたとなら心が

和らぐ」。

嬉しい言葉ですね。

まあ、あまり言われたことないですが。


秋の花には、華やかさはありませんが、

しみじみとした良さがありますね。