冬の浜辺はさみしくて

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今日は、一昨日立ち寄った熱海の海辺の写真をアップします。

冬の浜辺は、晴れ渡った青い空と海の青さがきれいでした。


夏の間は、海水浴の人達で賑わっていたサン・ビーチは、人影もなく

静まり返っていました。


    夏の思い出が 恋しくて

    ただひとりだけで

    来てみたのよ

    冬の浜辺は さみしくて

    よせる波だけが さわいでいた

       夏の日の思い出  鈴木 道明 作詞


日野てる子さんが歌ったこの歌は、昭和40年のヒット曲です。

この年は、社会人になった年。

はるかな昔になりました。


     今はもう 誰もいない海。。。


というトワ・エ・モワの曲がヒットしたのは、昭和45年だそうです。

この歌も良い歌ですね。


      つらくてもつらくても

      死にはしないと


このフレーズが、とても身に沁みた時もありました。

はるかな昔です。


熱海の海岸と言えば、「金色夜叉」の貫一・お宮の像ですね。

今でも、こうして立派な?像が飾られています。


熱海海岸は、尾崎紅葉のこの小説のお陰で、観光名所になったそうです。

何分、明治時代の小説ですから、今の若い人達には、知られていないの

でしょうね。


この日も、平日のせいもあってか、誰も訪れる人がいませんでした。

まあ、この像だけで観光客を集めるのは、難しいでしょうね。


これはお宮の松です。


貫一お宮の像に近づくと、自動的に金色夜叉の歌が流れてきます。

この歌七番まであって、かなり長いのです。

   
      熱海の海岸 散歩する

      貫一お宮の 二人連れ

      共に歩むも 今日限り

      共に語るも 今日限り


という一番は、御存じの方が多いと思います。


六番になると、こんな具合です。


      ダイヤモンドに 目がくれて

      乗ってはならぬ 玉の輿

      人は身持ちが 第一よ

      お金はこの世の まわりもの


今の時代は、貫一がお宮にしたように、女性を蹴っ飛ばしたら、

DVとかセクハラとか、悪くすると傷害罪になってしまうでしょう。  


そういう点でも、この銅像は、あまり共感を呼ばないのかもしれ

ません。特に女性には。