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今日の熱海は、朝から底冷えのする一日でした。
そして、夕方になって、冷たい雨が降り始めました。
夕暮れのガーデンは、寒々としています。
寒いガーデンの片隅に、白の秋明菊が一輪咲いているのを見つけ
ました。もう、秋明菊の季節はとっくに終わってしまったのに。
種が散って実生した小さな苗の花です。
秋明菊は、こうして自然に株が良増えていきますね。
今日は、ラ・ロシュフコ―のこんな言葉を引用します。
称賛を固辞するのは、もう一度誉めてほしいということ
である。
「いや―、そんなことないですよ。とんでもない。」と言いながら、
本当は、もう一度誉め言葉を言ってもらいたいのですね。
そうか。誉める時は、誉めまくりでいかなければいけないんだ。
ラ・ロシュフコ―の言葉は、誠に辛辣ですね。
こんな言葉もあります。
人から与えられる賛辞にふさわしくありたいといと願う
気持ちは、われわれの徳性を強める。また、頭の良さ、
勇気、美しさなどに与えられる賛辞は、それらをいっそう
豊かにするのに役立つ。
誉められるということによって、嬉しいだけでなく、益々美点が
伸びるんだ。
誉められると、それにふさわしくありたいという気持ちになるん
ですね。
まあ、あまり誉められたことがないもんで、その気持ちが良く分か
りませんが。
でも、こんな言葉もあるなあ。
人があなたに「お若く見えますね」と言い始めたら、年を
取ってきた証拠だ。
そう言えば、たまにこう言われるなあ。
まあ、他に誉めることがないからなのですね。
カフェミモザは、明日から3日間の定休日に入ります。