古いアルバム

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昨日、高校時代からの旧友の家を訪れた時、

「ハイ、クリスマスプレゼントだよ」と言って

きれいな包装紙に包まれたものを、旧友から

手渡されました。


何だろうと思って開けてみると、相当古ぼけた

アルバムです。


19歳の時に、スイスとフランスに勉強に行った

時に、友に出した絵ハガキや手紙をアルバムに

して残しておいてくれたのです。


実に55年前の絵ハガキや手紙です。

貴重なものを取っておいてくれて、本当に有難う。


最初の絵ハガキは、スイスのベルンの絵ハガキ

です。モノクロですね。


ベルンの町は、今は世界遺産になっています。

中世の街並みがそのまま残っているとても美しい

街です。


昭和35年のことです。まだ貧しかった日本から

行ったので、その豊かさと美しさは大きな衝撃

でした。


独りでフランス語の勉強に行ったフランスの

グルノーブルの街です。19歳でした。


フランス語は、全くの初心者で、他には日本人

が全くおらず最初は本当に大変でした。


この丘の上に学生の寮があって、最初はそこに

住んだのですが、学校まで通うのがかなり大変

だったので、後半は街の中に下宿しました。


グルノーブルの街の中心あるヴィクト―ル・

ユゴー公園。


グルノーブルは、周囲を山に囲まれた街です。

勉強の合間にピクニックなどに出かけました。


パリにも独りで10日間ほどの旅行をしました。

これが最初のパリとの出会いです。


当時のパリは、まだ建物が戦争中の汚れで黒く

くすんでいて、今のようにきれいではなかった

のです。


こうして、55年ぶりに昔の絵ハガキを見返して

見ると、本当に懐かしさで一杯になります。


貴重なものを残しておいてくれて本当に有難う。

大切に保存していきます。