春の歌

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今日も不安定なお天気の一日でした。


  春は名のみの風の寒さや。

   谷の鶯 歌は思へど

  時にあらずと 声も立てず。

   時にあらずと 声も立てず。

    「早春賦」 吉丸一昌


こんな日は、つい口ずさむこの歌は、大正2年

唱歌なんですね。


なんと100年以上も前の歌です。

今の若い人はあまり歌わないでしょうけどね。


フジテレビ「春の名曲100選」を見ています。

この春、日本中の卒業式で一番多く歌われた歌

は何でしょう?


定番の「仰げば尊し」や「蛍の光」ではなく、

旅立ちの日に」という曲なのだそうです。


埼玉県の学校の先生が作られた歌で、今や

全国的に卒業式で歌われている歌だそうです。


へー、知らなかったなあ。もちろん、20代

半ばまでの人でないと分かりません。

今晩初めて聞きましたが、良い歌ですね。


春だからこんな艶やかな歌も良いなあ。

  
  かくまでも 黒くかなしき 色やある

  わが思ふひとの 春のまなざし

      北原白秋


憂いを秘めた黒く悲しい色のまなざしの少女。

確かに、昔はこんな少女がいたなあ。


もちろん片思いでしたが。

こんな少女はもう絶滅危惧品種でしょうね。


2階から見たガーデンの眺め。

いつも同じようで、まだ春らしくなっていません。

良く見ると、パーゴラのつるバラが新芽を沢山

伸ばしていますが。


夕方から、雨が降り出しました。

ミモザの花、まだ頑張って咲いています。


カフェミモザは、明日から3日間定休日となり

ます。