人気ブログランキングに参加しています。下のバナーをクリックして、応援して下さいね。
「今日は気温が低くて、急に秋が深まった感じ
の日だったね。
庭に出ていたら、寒くなってきたので、急いで
薄いセーターを引っ張り出してきて着たよ」
「まあ、年寄りは風邪を引いて、肺炎になったり
するといけないからね」
「そうか、それでそんなに着込んでいるんだな。
あれっ、それはダウンじゃないの」
「用心するに越したことはないさ。
ハックション！！お―寒い」
「情けないねえ。普段家に閉じこもってばかり
いるからね。
もう少し心身共に鍛えた方が良いよ」
「そうかね。どうも寒いのは苦手だなあ。
もうそろそろ炬燵を出そうかな」
「寒がっていては庭仕事なんか出来ないね。
真冬の寒さでも、ガーデンに出て作業するのが
ガーデナーさ」
「だからガーデナーなんて絶対になりたくない
ね。一体どこが良いのかさっぱり分からないよ」
「見てごらん、このばらのつぼみ。何だか希望
に満ちている感じがしないかい」
「そうかねえ。単なるばらのつぼみじゃないか」
「全く感受性のないやつだなあ。こりゃだめだ」
「つぼみが開くと、こんな風にきれいに花が
咲くのさ」
「もうちょっと明るい色のバラの方が良いな。
これじゃ地味過ぎるなあ」
「それじゃ真っ赤なバラでも植えたらどうかね」
「いや、自分で育てるのは面倒くさくてだめだ」
「やれやれ、どうにもならないね。
じゃ、また明日！」
