時は去りゆく

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 今日もピエール・ド・

 ロンサールの花を最初

 に UPしましょう。

 

 ピエール・ド・ロンサ

 ールは16世紀のフラ

 ンスの詩人だそうです。

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 アイスバーグも咲いて

 は直ぐに散ってしまい

 ます。

 

  「時は去りゆく」

 時は去りゆく 夜も昼も

 休むことなく とどまる

 ことなく

 あまりにもひそやかな

 足取りなので

 いつも止まっているか

 のよう

  ギョーム・ド・ロリス

  愛のフランス詩集

  吉田加南子編・訳

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 クレマチスの花が日毎

 に大きくなり、花弁が

 白くなって行きます。

 

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 毎年、アーチの右肩を

 飾ってくれて有難う。

 来年もまた咲いておく

 れ。

 もう見には来れないけ

 どね。

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「五月の晴れた空のもと」

 

 五月の晴れた空のもと

 時は歓びと愛に満ちて

 いる

 なべてのものの晴れや

 かさよ

 茂みも また垣も

 この五月 新しい葉を

 まとわぬものは何ひとつ

 ない

 

 ギヨーム・ド・ロリス

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 輝かしい五月ももう少し

 で終りですね。

 この喜びと愛に満ちた

 ガーデンとの別れの時

 も刻々と近づいて来ま

 す。