山里の暮らし

f:id:dancingbrave1986:20190611162916j:plain

今日は雨が上がって、午前中には晴れて、

陽射しが出ました。

 

でも長続きせず、午後遅くにはまた雨が

降り始めました。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611163556j:plain

雨の降りだす前に急いで庭仕事。

木の葉が散らばってしまった芝生の片付けや、

雨に打たれたペチュニアやマーガレットの花がら

摘み、草取りなど仕事はいくらでもあります。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611163019j:plain

さて、今日はもう直ぐに去ってしまう熱海の山の

生活を表した歌を探してみました。

 

  山里に訪ひ来る人のことぐさは

  この住まひこそうらやましけれ

   新古今和歌集 前大僧正慈円

 

カフェ・ミモザやオープンガーデンで来て頂いた

方から、静かで良いところですねと褒めて頂く

ことがありました。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611163235j:plain

  

  山里は物のわびしき事こそあれ

  世の憂きよりは住みよかりけり

   古今和歌集 よみ人しらず

 

 山里は寂しくつらいこともあるけれど、

 憂き世よりは住み良いなあ。

 

 その憂き世に間もなく戻るのですが、

 静かな山里の暮らしとは違う生き方を

 見つけなくてはと思っています。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611162955j:plain

 

    山里にひとりながめて思ふかな

    世に住む人の心強さを

     新古今和歌集 前大僧正慈円

 

  山里で一人じっと物思いにふけりながら

  思うよ、憂き世に住んでいる人の気強さを。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611163319j:plain

 

   山里に憂き世いとはむ友がな

   くやしく過ぎし昔語らむ

    新古今和歌集 西行法師

 

 この山里で憂き世を厭う友がいて欲しいなあ、

 後悔される過ぎた昔を友と語り合おう。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611162947j:plain

 

   山里は人来させじと思はねど

   訪はるることぞうとくなりゆく

       西行法師

 

 山里は人を寄せつけまいと思わないけれども、

 人に訪れられることが少なくなってゆくよ。

 

 カフェやオープンガーデンも止めて、段々と

 訪れる人が少なくなってきたなあ。。。

 時々そんな気がします。

 

f:id:dancingbrave1986:20190611162930j:plain

 

   山里の風すさまじき夕暮れに

   木の葉乱れてものぞかなしき

    新古今和歌集 藤原秀能

 

  そうそう、強い風が吹き木の葉が飛ぶ日も

  ありました。

        それも懐かしい思い出になるでしょう。

 

下のURLをクリックして一票を投じて下されば

幸いです。

https://blog.with2.net/link/?1021998