今日は雨が上がって、午前中には晴れて、
陽射しが出ました。
でも長続きせず、午後遅くにはまた雨が
降り始めました。
雨の降りだす前に急いで庭仕事。
木の葉が散らばってしまった芝生の片付けや、
雨に打たれたペチュニアやマーガレットの花がら
摘み、草取りなど仕事はいくらでもあります。
さて、今日はもう直ぐに去ってしまう熱海の山の
生活を表した歌を探してみました。
山里に訪ひ来る人のことぐさは
この住まひこそうらやましけれ
カフェ・ミモザやオープンガーデンで来て頂いた
方から、静かで良いところですねと褒めて頂く
ことがありました。
山里は物のわびしき事こそあれ
世の憂きよりは住みよかりけり
古今和歌集 よみ人しらず
山里は寂しくつらいこともあるけれど、
憂き世よりは住み良いなあ。
その憂き世に間もなく戻るのですが、
静かな山里の暮らしとは違う生き方を
見つけなくてはと思っています。
山里にひとりながめて思ふかな
世に住む人の心強さを
山里で一人じっと物思いにふけりながら
思うよ、憂き世に住んでいる人の気強さを。
山里に憂き世いとはむ友がな
くやしく過ぎし昔語らむ
この山里で憂き世を厭う友がいて欲しいなあ、
後悔される過ぎた昔を友と語り合おう。
山里は人来させじと思はねど
訪はるることぞうとくなりゆく
西行法師
山里は人を寄せつけまいと思わないけれども、
人に訪れられることが少なくなってゆくよ。
カフェやオープンガーデンも止めて、段々と
訪れる人が少なくなってきたなあ。。。
時々そんな気がします。
山里の風すさまじき夕暮れに
木の葉乱れてものぞかなしき
そうそう、強い風が吹き木の葉が飛ぶ日も
ありました。
それも懐かしい思い出になるでしょう。
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