秋の歌といえばこの歌ですね。
秋来ぬと目にはさやかに
見えねども
風の音にぞ驚かれぬる
秋が来たと目に見えるものは
あまりないけれど、ふと気が
付くと、秋の涼しい風が吹いて
来て、その音に驚かされる。
本当に分かりやすく、口ずさみ
やすい歌です。
今日は熱海のミモザ・ガーデン
の頃の写真に助けてもらいます。
別にどうということのない写真
なのですが。。。
やはり花の数が圧倒的に違います。
まあ、あまりこれに頼らず今の
庭を充実させないとね。
とにかく今の庭の花だけでは、
毎日のブログを飾る写真が足り
ません。
熱海にいた頃には、こんな悩み
はなかったのですが。
まあ、どうか大目に見て下さい。
秋の夜の月の写真も熱海で見た
月を借りてきました。
秋の夜の月は心に沁みますね。
恋しさは同じ心にあらずとも
今宵の月君見ざらめや
信明朝臣
私と同じ深い心でなくても
今宵の月はあなたも見て
物思いをなさらぬことは
ありますまい
私より薄情なあなたでも、
今宵の月には物思いをする
でしょうと回りくどい言い
方ですが、恋しい人を少し
責めている歌です。
秋明菊の花もこれから咲き
始めますね。
観音の影のさまなる貴船菊
阿部 みどり女
シュウメイギクは京都北部の
貴船に多く見られるので、
貴船菊とも呼ばれるそうです。
その清楚な姿が観音様に見え
たという句です。
お彼岸になりました。
母の命日が25日なのですが、
今年はお墓参りに行けそうも
なく気が咎めます。
もう少し涼しくなってから、
お参りすることにします。
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