冷え込むなあと思っていたら、
午後から雪になりました。
ぼたん雪がどんどん積ります。
クリスマスローズのつぼみが
寒そうですね。
ビオラも雪が重そうです。
このプランターはすっかり雪で
埋まってしまいました。
少し切ない歌を載せましょう。
心にもあらぬ別れの名残りかは
消えてもをしき春の雪かな
庭の雪は大して積っていません。
春の雪は直ぐに溶けてしまいます。
降る雪や 明治は遠く なりにけり
中村 草田男
有名な俳句ですが、今では明治では
なく、昭和が遠くなってしまいまし
たね。
人生の大半を昭和で過ごして来た者
としては寂しい限りです。
昭和に生まれ、昭和に育ち、昭和に
働いて過ごしましたからね。
嘆いていても時は過ぎ行くだけです。
屋上に出てみると、屋上にも雪は
積っています。
ラベンダーの花が文句を言って
ます。
「屋上のプロバンス庭園なんて
言われて連れて来られたけど、
こりゃひどい寒さじゃないか。
寒くて冷たくて堪らないよ!」
「ごめん、ごめん。まさか雪になる
なんてねえ。でも、プロバンスでも
稀に雪が降るそうだよ。
もう少し我慢しておくれ。
陽射しの暖かい春がもうすぐ来る
からね」
「本当かなあ。あまり当てになら
ないガーデナーだからなあ。
まあ、雪はもうお終いにしてくれ
ないと枯れちゃうからね」
このラナンキュラスは文句も
言わないで、凛として咲いて
いて好感持てるなあ。
一番左のプランターは、今日の
午前中に植え込んで、雪の降る
前に屋上に運んできました。
初日が雪だなんて、君もツイていない
ねえ。
でも、どん底を最初に経験しておけば
後は苦労がないからね。
なーんて、シニア・ガーデナーが調子
の良いことを言ってますが、大丈夫
かなあ。
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