今日はミモザガーデン
の今年の春のバラの写真
をUPします。
年末も迫り、今年の
ガーデンの回顧などを
する時期ですからね。
バラの写真と言っても、
アーチに這わせたスパ
ニッシュ・ビューティ
しかないのですけど。
今年の春は沢山花を咲か
せ、狭い庭を華やかに
彩ってくれました。
華やかに咲いて散って
行く花を見ていると
こんな言葉が浮かびます。
ああ、どうしてこんなに
疾く(はやく)
年が行くのか。
やっと自分のする術が
わかり始めた時に消えて
ゆかねばならないとは!
ブルーデル(フランス
の彫刻家)
確かに年が早く経って
行ってしまう感じは年
ごとに強くなります。
自分のする術は分から
ないままに過ぎてしまい
そうですが。
バラがきれいに咲く季節
は人の一生で言えば、
青春時代ですね。
年月は 行きかもするに 老いらくの
来れば行かずに
何つもるらむ
歳月はいつの間にか行き
過ぎてしまうのに、老い
はやってくると何故に
そのまま人の身に積もっ
てゆくのだろう。
この頃の花壇はもうチュ
ーリップの花は終って
いますが、華やかな花が
咲いています。
バラの花びらが散り始め
ていますね。
行く水は 堰とどめても ありぬべし
過ぎし月日の
また返るとは
流れる水を堰き止めて
しまうことはできても、
過ぎ去った月日はもう
取り戻すことはでき
ない。
せめてこれから来る老いを、堰き止められない
ものかと。
今日は今年のバラの回顧
というよりはシニア・
ガーデナーの嘆きみたい
になってしまいました。
華やかなバラの花にふさ
わしくないのですが、
きれいに咲いている花
を見るとふと無常観に
襲われてしまいます。
まあ、あまり暗い話は
この辺で止めておきまし
ょう。
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