冷たい雨の降る一日。
こんな日はガーデナーは
お手上げですね。
雨に打たれて萎れる花が
多く、明日が大変だな。
と、シニアは浮かぬ顔を
しています。
まあ、空を見上げて文句
を言ってみてもどうにも
なりませんけどね。
カンパニュエラを支えて
いる支柱から茎がずれて、
曲がってしまいました。
シニアはこれを見ている
と、ジッとしていられま
せん。
雨が小止みになったのを
見計らって、急いで支柱
を補強。
まあ、手際の良いこと！
アジサイはこの雨大歓迎
の様ですね。
花や樹が活き活きとして
います。
良寛さんのこの歌が好き
です。
我が宿に
植ゑて育てし
百（もも）草は
風の心に
任すなりけり
丹精して育てた庭の草花
が大風が吹いて倒されて
しまった。
良寛はそれを悲しむもの
の風の心、すなわち仏様
にお任せするのである。
シニアはまだまだ良寛の
心境にはなれません。
まあ、そもそも比較する
のも畏れ多いですけど。
良寛は73歳で亡くなられ
ています。
シニアは馬齢を重ねてい
るのだなあ。
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