IL FAUT SAVOIR


今にも降り出しそうな暗い曇り空。

そして、強い風が一日中吹き荒れた一日でした。

猛暑はもう終わってしまったのでしょうか。

蝉の鳴き声も心なしか元気がありません。


一昨日の強風で折れてしまったグラジオラス

です。

少し派手な花ですね。


今日はアズナヴールの名曲 「IL FAUT SAVOIR 」

「イル フォー サヴォアール」について書き

ましょう。

この曲は、メロデイもさることながら、歌詞が

素晴らしい名曲だと思います。


日本語では「それがわかれば」という題になって

ますが、ウーンちょっと意訳ですね。

英語では「YOU'VE GOT TO LEARN」となって

ますが、この方が近いです。

「そうしなければいけない」という意味ですね。


何をしなければいけないかというと...

それは男としてのストイックな生き方

なんです。


楽しげな表情を見せなければいけない

たとえ惨めさで一杯な時でも

悲しみの跡を見せてはいけない

そして決して同情など求めてはいけない


どんなにつらい時でも

誇りを秘めておかなくてはいけない

そして心の中では煮えくり返っていても

屈辱に向き合わなければいけない


現実に直面するのはとても辛いことだ

幸せがなくなってしまったように思える

時でも

涙を隠して

人生は続くんだということを

心に言い聞かせなければいけない



 
   
「そうしなければいけないのは良く分かって

いるのだけど、でも僕は君を愛しすぎていて、

出来ないんだ」という落ちが曲の最後になって

います。


この歌を、アズナヴールとフランスのロッカー、

ジョニー・ハリデイがDUOで歌っていますが、

正しく絶唱ですね。


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