オープン・ガーデン

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まだまだ寒くて、暗い日が続いています。

今日も、一日中小雨が降る嫌なお天気でした。


テレビのニュースを見ていたら、今頃の長雨を

「たけのこ梅雨」というのだそうです。


「菜種梅雨」という言葉は、知っていましたが、

こんな言葉を聞いたのは初めてだなあ。


昨日届いた「The Yellow Book 2014」を読み

始めたら、色々と興味深いことが分かりました。


まず、主催しているのは、「National Garden

Scheme」という財団で、1927年に設立されて

います。

イギリス全土の約3800オープン・ガーデンの

入場料等で、最近10年間に、約40億円の福祉

基金を集めているそうです。すごいなあ。


会長のジョン・スィフトさんは、こう言って

います。

「オープン・ガーデンは、チャリティの基金

集めながら、あなたのガーデンに対する情熱

(パッション)とハード・ワークを他の人と

シェアーするやりがいのあることです。」


「庭の大きさは問題ではありません。訪問者は、

興味のあるデザインと愛情をもって世話をされて

いる花や植物を見たいのです。」


また、こうも言っています。


「ボランティアと地域活動(コミュニティ・

アクティビティ)が、英国での生活の、ますます

重要かつ意味のある部分となっています。」


林望さんは、イギリスのガーデニングについて、

こう書いています。


「イギリスの庭というものは、日本人がちまちま

とマンションのベランダや猫の額ほどの庭に花を

植えることとは相違して、・・・一種の自然保護

運動の一翼を担い、同時に、その公開によって、

社会福祉運動の一環としても機能するということ

になっているわけである。」


  「ガーデニング王国花紀行」より


確かに、やれこれが咲いたとか、あれが咲いた

とか、ちまちまと自己満足しているだけでは、

つまらないような気がします。


「君は、何のためにガーデニングをしているの

かい?」という深い問題ですね。


今年は、取りあえずオープン・ガーデンだけ

でもしてみようかな。

忙しいのに、安請け合いして大丈夫ですかね。

誰か一人でも、このパッションとハードワーク

を分かってくれれば、嬉しいかもしれないな。


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