ふり行くものは我が身なりけり。

今日も良いお天気でしたが、午後から

この土地の名物である風がかなり強く

吹きました。

満開のジキタリスやカンパニュエラは、

風に大きく揺すられて、花びらが散り

始めてます。

いつも思うことですが、折角咲いたの

だから、もっとゆっくりと咲いていれば

良いのになぁ..


「花誘ふ嵐の庭の雪ならで

ふり行くものは我が身なりけり」

     入道前太政大臣


散ることを誘うかのように、花に嵐が吹き

つける。

散っていく花は、まるで庭に降る雪のよう

にみえるが、ふり行くもの(年を経て古く

なってゆく)のは、実は自分自身のこと

なのだ。

という意味の歌です。

若い時には、実感をもっては感じられない

心境ですが、今は心に沁みます。


昨日、今日とカフェはランチのお客様で

忙しく、結構大変でしたが、一段落して、

ガーデンのベンチに座って紅茶を飲んで

いたら、スーッと疲れが取れて行きました。

花にはこんなに癒しの効果があるのですね。



ペンステアモンの花が昨日よりきれいに

咲いてます。

明日もカフェの仕事を頑張ります。