ペシミストとオプティミスト

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「二日も強い雨が降って、晴れたと思ったら

今日は強風が吹きまくり。全くやになっちゃう

なぁ。

見てよ、この白いチューリップ、今にも倒れ

そうだよ。

一昨日まであんなにきれいに咲いていたのに」

 
「月にむら雲。花に嵐のたとえもあるさ。

 さよならだけが人生だ。なのさ。

 盛者必衰、花の命は短くて..だからね。

 嘆いていても何も始らないよ」


 

「チューリップを眺めるお気に入りのアングルも

 この有様だよ。あーあ、太陽の光を浴びて本当

 にきれいだったのになぁ。」


「でも、長いこと楽しめたから良しとしなければ。

 いつまでも変わらないなんてことはないよ」


「このラテイスを見てよ。風でまた倒されて、

 こんなに傾いちゃったんだよ。この間、

 モルタルを練って固めたのに!」


「まぁ、全壊しなかっただけでもいいんじゃ

 ない。それに、やり方がヘボだったんじゃ

 ないの。もう一度やり直してみれば。」


「グダグダ愚痴ばかり言ってないで、もう少し

 ポジティブなことを考えられないのかね。」


「ウーン。そうだな、このカナダカエデが芽を

 吹いてきたことかな。

 もう枯れてしまったのかと思ったのに本当に

 良かった」


「ほれ見ろ。悪いことばかりじゃないだろう。

 まぁ、春のガーデンは終わってしまった

 けれど、気持を入れ替えて、これから夏の

 ガーデンを頑張って造れよ!」

 
「春の花はきれいで..」


「いつまでも、過ぎたことを嘆いていないで、

 やってみな!」



「そうか。夏には夏の良さがあるしな。

 そして、夏が終わると秋が来て、やがて

 寒い長い冬が..」


「そんな先のこと思いわずらって何になるのさ。

 その後には、また春が来るだろうが!」


「そう言えばそうだね。」


自分の中のペシミストオプティミスト

取りとめもない会話です。

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