今日の熱海は、お昼過ぎからまた雨が降り出し、
肌寒い一日でした。
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯（うぐいす）歌は思へど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
早春賦 吉丸一昌
確かに、このお天気では鶯もまだ「時にあらず」
と、鳴き始めませんね。
鶯のさえずりが一日中聞こえるようになると、
ここ西熱海も春爛漫になります。
カフェ・ミモザには、毎日色々な鳥がやって
来るようになりました。
この写真は今朝撮ったのですが、名前が分かり
ません。
ちょうど調理場から、良く見えるところに鳥達
が来るので、ランチの仕込みをしながら、鳥達が
餌をを啄ばんでいる様子を眺めているのが楽し
みです。
今日は、残念ながら雨でウオーキングが出来
ませんでした。
この梅は、昨日のウオーキングで見た白梅です。
ここ西熱海では、梅を庭に植えているお宅が
かなりあります。
枝垂れ梅がきれいですね。
「あるじをばたれとも分かず春はただ
垣根の梅を尋ねてぞ見る」
新古今和歌集 藤原敦家
「家の主が誰とも分からず、春には
ただ人の家の垣根の梅を尋ねて
眺めるよ」
という歌ですが、まるでウオーキングをしながら、
人の家の梅を見て歩いている我が身のことを
歌った歌のようです。
枝垂れ梅は優雅で良いですね。
カフェ・ミモザの５日間の営業が終わり、
明日から２日間の定休日です。
雨の中をスパに行って、掛け流しの温泉で、
ゆっくりくつろぎました。
雨の音を聴きながら本当に良い気落ちでした。
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