朝はまだ冷え込みますが、日中の明るい陽射しが春の到来を告げていま
す。カフェ・ミモザの中にも、出窓から柔らかな陽射しが差し込んで
きて、明るい室内になっています。
これからが一年でも一番良い季節。冬の間にエネルギーを蓄えてきた生
命が一斉に弾けて、沢山の美しい花を咲かせる季節です。
でも、今年は大震災や原発事故が心に圧し掛かっていて、無邪気に春を
喜んでいる気持にはなれないですね。
これから、解決していかなければならない多くの困難な問題と現実に直
面しなければなりません。いずれも長い時間と膨大な資金を要する困難
な問題です。
大震災の復興費用だけで２５兆円、これには原発事故による様々な損失
は含まれていません。増税で皆が負担するという案もあるようですが、
果たしてそんな余裕が国民にあるのでしょうか。「強い日本！」とか
「頑張ろう！」とかの掛け声だけでは乗り切れない、厳しい現実です。
今日もミモザは明るい陽射しを受けて鮮やかな色で咲いています。
昨日までつぼみだった水仙も急に花を開いてきました。
黄色の水仙は少し前から咲いてます。他の水仙もこれからどんどん開花
していくことでしょう。
ガーデンへの入口のアーチのエンジェルです。アーチに這わせたピエー
ル・ド・ロンサールも大分芽吹いてきています。去年はきれいに咲いて
くれたのですが、今年はどうなるでしょうか。
夕方の５時を過ぎて、閉店したばかりの「カフェ・ミモザ」です。ミモ
ザの花が夕暮の陽を浴びて輝いています。
大分陽が長くなってきて、閉店後にガーデンの芝刈りをすることが出来
ました。その後は、温泉に行って掛け流しで、ゆっくり疲れを癒しまし
た。入浴も儘ならない人たちが大勢いるのに、なんて恵まれているのだ
ろうと思いました。
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