今日もアネモネの写真で行き
ましょう。
何しろ今が花の盛りですからね。
見えない
根たちの
ねがいがこもって
あのような
美しい花となるのだ
ねがい 坂村 真民
一昨日、吉祥寺まで出かけ、
映画「男と女」人生最良の日々を
見て来ました。
期待していた以上に良い映画
でした。
53年前の名作「男と女」を当時
見ましたが、今回の映画はその後の
主人公二人の物語です。
主役のアヌーク・エイメとジャン・ルイ・
トランティ二アン二がそのまま今回も
主役を演じます。
元レーシング・ドライバーの男
老人ホームに入っている。
しかし、昔愛した女性アンヌのこと
が忘れられない。
そんな姿を見て、息子がアンヌを
探し出し、二人を再会させる。。。
映画の後に訪れた井の頭公園の
ユキヤナギです。
愛し合っていたけど結ばれなかった
二人、再会しましたが男は彼女のこと
が直ぐには分かりません。
アヌーク・エイメは年を取りましたが、
相変わらずチャーミングでした。
すっかり老け込み、ボケてしまった
ジャン・ルイの姿は身につまされます。
この映画でもヴィクトル・ユーゴーの
詩が引用されます。
Les plus belles annees d'une vie sont
celles que l'on n'a pas encore vecues.
一生の中で最も美しい年月は、
まだ過ごしていない年月だ。
愛し合っていたことの貴重さ、年を
取って老いて行くことの残酷さを
しみじみと感じさせられる映画でした。
舞台になっているノルマンデイー地方
の景色の美しいこと。
そして、フランスの老人ホームの立派
なこと。。。これなら入っても良いかな
と思わず思ってしまいました。
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