何つもるらん


やっと強風が吹きやんで、今日は穏やかな冬晴れのお天気になりました。

やれやれです。ものすごい風でしたからね。


そして、明日は冬至です。

今年も、いよいよあと10日になってしまいましたよ。

月日の経つのは何と早いことよ。

月並みな感想ですが、厳然たる真実ですね。


ここは良寛さんにまとめてもらいましょう。


   年月は 行(ゆ)きかもするに 老いらくの

   来れば行かずに 何つもるらん

           良寛


「歳月はいつのまに行き過ぎてしまうのに、老いはやってくると、何故に

そのまま人の身に積もってゆくのだろう。」


本当にこの歌の通りですね。

積もってほしくはないのに、老いはどんどんやって来て、身に積もってし

まいますね。誰にでも、平等ではありますが。


まあ、老いを嘆いてばかりいても、仕方がないので、ミモザの花が咲く

春が早く来ることを待ち望みましょう。


     ミモザ咲く 春もやがては 訪れん 

     今日の寒さを 耐えて暮らさば

         ミモザ店主

    

今年の3月半ばの頃のミモザの花です。


ミモザの原産地は、オーストラリアです。

日本には、明治末期に渡来したようです。


ミモザの花ことばは、豊な感受性、感じやすい心だそうです。

あまり関係ないなあ。


今年のカフェの営業は、あと2日間だけになりました。


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