痒いブヨ!

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「この白い花のサフィニア、きれいに咲いて

いるだろう。苗を頂いのだけど、毎日花がらを

摘んで世話しているからだよ」


「それって自慢しているの?まあ、花の手入れ

だけはマメにやっているよな」


「いやいや、何でもいい加減にしないのが、

ミモザのじいさんさ」


「そりゃ、言い過ぎじゃないの。まあ、良く

働いているのは認めるけどね」


「まだ梅雨空で鬱陶しいお天気が続くね。

それにしても今日は蒸し暑かったねえ」


「午後からエアコンを入れないと、蒸し暑くて

堪らなかったよ」


「今日は庭仕事は出来たのかい?」


「いや、カフェが結構忙しかったので、時間が

なかったんだ」


「それより、きのう庭で腕をブヨに咬まれて

しまい、赤く腫れあがって痒いのなんの。


小さなブヨで、咬まれているのを気がつかない

んだ。暫くすると、猛烈に痒くなってきて、

赤く腫れてくるんだよ。


咬まれたら、直ぐにその場所の血を吸い取らな

ければいけないんだそうだ」


「本当かい。そりゃ大変だ。庭仕事も大変だね」


ガーデニングなんて格好の良い仕事じゃない

んだよ。汗を流し、虫に刺され、泥まみれに

なってしなければ、良い仕事は出来ないんだぜ」


「そうか。まあ、物好きがやる仕事だね。

せいぜい頑張っておくれ。じゃまた明日!」