春愁や...

プロバンスの夕暮れ。


今日の熱海は、曇りで肌寒い一日でした。朝ガーデンにシャツだけで出

たら、寒いので慌てて薄手のセーターを着ました。芝が毎日伸びるの

で、今日も芝刈りをしました。バラのつぼみは今日もまた膨らんでま

す。もう少しで咲きそうです。



五木寛之さんのエッセイを読んでいたら、「春愁や老医に患者のなき日

あり」という五十嵐播水の句が引用されてました。 そこでこの句を真

似して、「春愁やミモザにお客のなき日あり」というのが今日のカフェ

でした。春愁というのは、とてもきれいな日本語ですね。何となく今日

の気持にぴったりです。



プロバンスの町や村には、それぞれ特産物があって、それが名物になっ

ていますが、ビョットの村の名物は、ガラスの器です。きれいな色と

気泡の入ったやや厚手のガラスです。この写真で値段を見ると、一個

10ユーロ(約1200円)となってます。 滅多に行けるところでは

ないので、買ってくれば良かったなぁと後悔してます。