カフェ・ミモザは今日も定休日でした。
今日は台風の余波で、強い風と雨の悪天候の一日でした。夜になってもまだ風
が強く、ガーデンはかなりダメージを受けているようです。明日の朝になって
みないと詳しいことは分かりませんが。
一昨日の日経の夕刊で、洋画家の入江 観さんが、「ポスト印象派展」につい
て、興味のあるコラムを書いておられます。
「アンケートで、この展覧会に先立って、是非見たいという作品を調査したと
ころ、1位がモネの「日傘の女性」。2、3位がゴッホの「自画像」と「星降る
夜」、4位にモネの「睡蓮の池」、5位がゴーギャンの「タヒチの女たち」だっ
たそうだ」。
「モネの光の中に溶けそうに立つパラソルの女性は、情景そのものが美しい。
ゴッホやゴーギャンは、それぞれその人生のドラチックな物語性が作品に密着
して人々の心に働きかけている。」
「これに対し、「サント=ヴィクトワール」が9位だったセザンヌには、いかに
も愛想がなく、挿話があっても気難しいものしかない。近代絵画の道を切り開
き、画面以外の要素によらない絵そのものの楽しみを確立したのがセザンヌだ
った筈なのに。しかし、そこには無愛想の清々しさというものもある。」
このご意見、本当にそうだなあと感心しました。自分も画家についてのエピソ
ードによって、先入観をもって絵を鑑賞していることが多いですね。そう言え
ば、セザンヌについては、あまり魅力的なエピソードを知らず、それが親しみ
にくいことの一因かもしれません。
この写真は昨日のガウラ(ハクチョウ草)で、良く咲いてますが、今日の強風
で相当ダメージを受けてました。
百日草も夏花として、ガーデンには欠かせません。
ペンタスも丈夫な夏の花です。
ポーチュラカも暑さには強いです。
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