今日のアップは、今が盛りのカンパニュラでいきます。最初はピンクの
カンパニュラです。
今日の熱海は快晴で風もなく、気持の良いお天気でした。梅雨の合間の
好天気なんでしょうね。気温は大分高めでしたが。
ガーデンのテーブルには、パラソルを立てて、お客様にはゆっくりとお
茶を楽しんでいただきました。
夕方、カフェの仕事を終えて、ホッとしてガーデンのテーブルで紅茶を
飲んで一休みしている時でした。
「あー、今日は風がなくて良いなー」と呟いた途端、まるでその声を
聞きつけたかのように、風がビューと吹き始めました。「えー、ウソだ
ろう。」と信じられない気持でしたが、それ以来強い風が吹いて、止ま
りません。風の神の怒りに触れたのかなぁ。
濃い紫のカンパニュラもきれいですね。
「寺山修司名言集」から競馬についての名言です。
「競馬馬（けいばうま）における完全性は、その速さと、
美しさである。
サラブレットはそれ自身が走るのではなく、
人々の「幻想が走る」のであるから、
速いだけでは不十分なのだ。」
寺山修司は多才な作家・劇作家や歌人として知られていますが、競馬に
ついてのエッセイも、未だ彼を越える人はいないと思います。
イギリスでは、今年は今月１４日から１８日まで、ロイヤル・アスコッ
トレースがロンドン郊外のアスコット競馬場で行われます。なにしろ
王室主催の競馬ですからね。その華やかさは、世界一です。
６月のイギリスは気候も一番良い季節で、競馬場は緑と花に包まれて、
最高にきれいです。エリザベス女王は、大の競馬好きで、ご自身競馬馬
のオーナーでもあります。この期間中は、王室の方は揃って競馬を楽し
まれます。
ドレスコードも厳しく、ロイヤル・エンクロージャーと言われる最高級
席では、男性はグレイまたはブラックのモーニングとシルクハット、女
性はドレスと帽子の着用が義務付けられます。
もう大分昔になりますが、貸し衣装屋でグレイのモーニングを借りて、
ロイヤルアスコットに出掛けたことがあります。シルクハットは、全然
似合ってなかったと我ながら思います。でも、すごく華やかな雰囲気
で、ものすごく楽しかったなぁ。もう一度行ってみたいものです。
６月のイギリスでは、ロイヤルアスコット、ウインブルドのテニス、ヘ
ンレーのボートレースの３大スポーツイベントが開催されます。
ガーデナー憧れのチェルシーのフラワーショーも６月でしたね。
イギリスでは６月が一年中で一番良い季節なのですね。
夜になって風がますます強くなってきました。明日は吹きやんでほしい
ものです。
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