年の残り


今年も残すところあと5日になりました。


数ふれば 年の残りも なかりけり

老いぬるばかりぞ かなしきはなし


       和泉式部


数えると今年も残り少なくなった。

年を取って、老いていくばかりなのは悲しい

ことだ。

うーん、本当に身に沁みる歌ですね。

沁みすぎる感じがするぐらいです。


「年の残り」という小説を書かれた丸谷才一さん

は、今年お亡くなりになりました。

昭和43年に芥川賞を受賞したこの作品は、生きる

ことの意味、老いと死がテーマだったように記憶

しています。


若い時に読みましたが、今読み返したらもっと

強い感銘を受けるかもしれません。

当時は、まだ20代だったから、何にも分かってい

なかったですからね。


冬至を過ぎたら、ほんの僅かですが、日が長く

なってきていますね。

午後も遅くなっての今日のガーデンの写真です。


花壇のストックは元気で咲いています。


ストックは耐寒性があって、地植えした

ものも元気です。


今日は、午後から庭仕事。風がなかったので

助かりました。

まだ、チューリップの球根を植えています。

一体、何球植えたのか分からくなってしまい

ました。

まぁ、春になれば分かりますがね。


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