たまゆらの


今朝早く、母がお世話になっている介護ホーム

の看護婦さんから電話があり、危篤状態に

なったので、至急来て下さいとのこと。


その後、直ぐに母は永眠しました。

日毎に身体は衰弱してきていましたが、

頭と口は最後まで、しっかりとしていました。

まだ、その死が現実のような気がしません。



母身まかりにける秋、野分しける日、

もと住み侍りける所にまかりて


たまゆらの 露も涙も とどまらず 

なき人恋ふる 宿の秋風


    新古今集 定家朝臣



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