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返り咲きのメアリー・ローズです。
今日は久しぶりに東京に行きました。
参加している研究会がお昼にあり、これに
参加するためです。
研究会のメンバーは、官僚OBやビジネス
マンで、皆一家言のある人達ばかり。
今日は、最初に「日本企業の新興国への進出
とリスク」というテーマで、発表があり、
その後に、世界情勢や防衛問題などを巡って、
色々な意見が飛び交い、とても刺激的な時間
でした。
ガーデニングも良いけど、たまには頭の体操
も良いなあと思いました。
まあ、ボケ防止ですね。
帰りがけに丸の内に出て、三菱一号館美術館
で行われている「ヴァロットン」展を見ま
した。
「冷たい炎の画家」というタイトルが付いて
います。
Felix Vallotton(1865-1925)は、スイス人
ですが、パリに出て画家になり、フランスに
帰化した人です。
最近まで、ヨーロッパでもあまり知られて
いなかった画家ですが、昨年パリで「大回顧展」
が開かれると、にわかに脚光を浴びたそうです。
三菱一号館での展覧会は、パリのヴァロットン展
の巡回展だそうで、134点の絵画と版画が展示
されていました。
単純な描線と独特な無表情な人物、そして
その裏側にある冷たくて、エロチックな情熱。
とても個性的な画家だと思いました。
19世紀末のパリには、色々な芸術家が集まり、
多くの作品を生んだのですね。
丸の内の仲通りをいつものように散歩しました。
今日は、時間がなくて急ぎ足でしたが。
仲通りの並木は、まだ青々としていて、
秋の紅葉はも少し先ですね。
ブリック・スクエアーの噴水の周りには、
沢山の人が休んでいました。
美術館の二階から見たブリック・スクエアー
です。
いつも通る花屋さん。
今はあまり花のない季節ですね。
このスクエアーには、三つ星シェフジョエル・
ロブションのカフェもあります。
カフェミモザは、3日間の定休日を終えて、
明日から営業再開です。