別れの曲

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昨夜からの雨が降り止まず、今日は一日中雨。

秋雨前線に台風が近づいているせいらしいの

ですが、もう雨は本当にウンザリだなあ。


今日は、本来なら野菜作りの日なのですが、

この雨じゃねえ。

地主さんと電話で話し合って、中止に決定。


庭仕事が出来ないので、旧友が持って来てくれた

「音楽夢紀行」のブルーレイ・ディスクを鑑賞

しました。


3枚ともパリやフランスの景色を背景に、フランス

関連の作曲家の音楽が流れ、とても心休まるBD

です。


今日は、このBDにも出てきたフォンテーヌ

ブロー城の写真をUPします。


以前にもUPしましたが、5年前の旅行の際に

撮った写真です。


パリからのバスツアーで行ったのですが、期待

以上にガーデンがきれいで良かったですね。


広い庭園と城内を巡りました。

まあ、庭園を見ている方が楽しかったですけどね。


庭園は、フランス式の整形庭園で、手入れが

とても良く行き届いていました。


BDの中に出てくるショパンの「別れの曲 

練習曲作品10の3」を聞くと、いつも中学の

卒業式のことを思い出します。


私の通っていた中学では、卒業式に「蛍の光」や

仰げば尊し」ではなく、ショパンの別れの曲を

唄いました。


     花深き この庭

     草萌ゆる かの丘よ

     やさしき 夢語らいし

     友よ いざさらば

     今日こそ さだめの

     別れの 日となりぬ

     いまこそ かたみに祈らん

     親しき命に つきせぬ幸あれと

     さらば わが友よ

     いざさらば さらば

          堀内敬三作詞


とても心に沁みる良い詞だと思います。

中学生でも、歌いながらじーんと来ました。

本当に懐かしいなあ。


フォンテーヌブローの庭園は、整形庭園ですが、

花壇はかなりナチュラルな感じに花が植えられて

います。


この花壇のカラ―・コ―ディネーションが本当に

素晴らしかったですね。

植わっている花は、どれも日本でも手に入る普通

の花なのですが。フランス人のガーデナーの色彩

感覚は大したもんだと思いました。


ポーランドからパリに出てきたショパンは、

名声を得ますが、わずか39歳で亡くなって

しまったのですね。


ジョルジュ・サンドとの恋など、映画にもなって

いるドラマチックな生涯でした。


雨の一日、パリや遠い昔の中学時代を偲んで

過ごしました。