行く人なしに

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秋が深まってきて、ガーデンの花も寂しくなってきました。


これはゼラニウムの花です。

まあ、ごくありふれた花ですが、接写すると少し違った感じ

になりますね。


この接写というのは魔物ですね。

安易に花の美しさを写せるので、どうしてもこれに依存しがち

になります。

そして、ガーデン全体の描写がおろそかになりがちです。


いかにも寂しげなハマギクの花です。


今日は、雨は上がったものの、晴れたり曇ったり、おまけに

強風が吹き荒れる一日でした。


今日は、秋の句をいくつか。


     雨やんで 庭しづかなり 秋の蝶

          永井 荷風


     あきかぜの ふきぬけゆくや 人の中

          久保田 万太郎



まあ、この句がやっぱり一番かなあ。


     此の道や 行く人なしに 秋の暮

          松尾 芭蕉


芭蕉の見ていたのは、目の前に見える一筋の道だけでなく、

そこから浮かんでくる自分の生涯の道だったのでしょうね。


寂しさを嘆いているのではなく、何となく毅然とした感じ

が伝わってきます。


このオステオスぺルマ、上から大、中、小の花となって

いますね。


今日はカフェミモザの店内の写真をUPします。

時々宣伝をしないとね。


今日は、窓を開けておくと、寒く感じる一日でした。


カフェミモザは、明日も営業します。