EU離脱の影響は?

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「今日の熱海は、曇天で強風の冴えないお天気

だったね。


こんな日は、ガーデンの花の写真もダメなので、

今日は英国のEU離脱ガーデニングに及ぼす

影響について話をしようか」


「エッ、EU離脱ガーデニングとは、全く関係

ないんじゃない」


「まあ、そうとばかりは言えないと思うよ。

離脱による英国経済の衰退はガーデニングの世界

にも必ず影響が出てくるさ」


「ふーん。何だか信じられない話だけど、聞いて

みることにするか」


(写真は、ロンドンのケンジントン宮殿のサンク

ト・ガーデン)


「これはイギリス側からドーバー海峡を見た

ところ。海の向こうがフランス、そして大陸の

EU加盟国だよ。

イギリスは、島国で大陸のEU諸国とは、元々

地理的にも距離感があるのさ」


「それがEU離脱の一因という訳か。一体感が

希薄な訳だね」


「離脱決定後、ポンドは1985年以来の安値

に下落しているようだ。


この頃イギリスに住んでいたけれど、イギリス

の物価が安くて、フランスなどからイギリスに

大勢の人が爆買いにやって来ていたよ。


一昨年、ロンドンに行った時、ポンドが高くて

物価がすごく高いので驚いたんだ。

このポンド安で、英国を訪れる旅行者は増える

と思うよ。


イギリスのガーデニング見物旅行に行くなら、

今のポンド安は絶好のチャンスだね」


(写真はウィズリ―ガーデン)


「ポンド安が続くと、観光客が増える、イング

リッシュ・ガーデンを訪れる人も増える、

そしてあちこちすごく混雑するだろうね」


「それじゃ、あまり落ち着いて見物出来ないね」


「そうなると思うよ。コッツウオルズなんて、

大混雑になるかもね」



「爆買いが不動産にまで及んで、庭園まで

買われてしまうことにはならないかね」


「どうかなあ、投機目的だから値上がりが見込め

るかどうかによるね。

ロンドンの不動産みたいなことにはならないと

思うけどね」


(写真はキューガーデン)


「日本では、イギリス向けの盆栽の輸出に影響

が出るのではないかと心配しているようだよ。


イギリスは、日本の盆栽のお得意様。EU離脱で、

検疫の規則が変って、鉢植えの盆栽が輸出でき

なくなると大変なようだ。


今のEUの検疫では、鉢植えで輸入が許可されて

いるので大丈夫なのだけど」


「なるほど、まだまだ色々と影響が出てくるかも

しれないね」


(写真はウイーズリ―ガーデンの盆栽庭園)