命の儚さを想う

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昨日撮ったバラの写真が

イマイチだったので、もう

一度撮り直しました。

あまり変わらないかなあ。

ガーデンの紅葉も、もうそろ

そろ終わりです。

昨日、きれいに掃いておい

たのに、朝ガーデンに出て

見ると、また枯れ葉が沢山

散っています。

きれいに色づいて散ってゆく

葉を見ていると、つい命の

儚さに想いが至ります。


 惜しめども 盛りは過ぎぬ 
  
 待たなくに 尋めくるものは

 老いにぞありける

      良寛

 秋の紅葉の盛りが過ぎて

 行くように、人の身にも

 求めてもいないのに老い

 が訪れてくる。

 待ってはくれないのだ。

 形見とて 何残すらむ 

 春は花 夏ほととぎす 
 
 秋は紅葉ば
      
      良寛

 私の生きた証しとして、

 何を残しましょう。  

 春は野に咲く花のように、

 夏は梢にさえずるほとと

 ぎすのように、そして秋

 は静かに風に舞い散る
 
 モミジ葉のように。。。

 忘れては 驚かれけり 
 
 もみじばの 先を争ふ 

 世としりにつつ

モミジ葉が散り急ぐように、

あっけなく最期を迎えるの
  
が人の世の常である。
  
はかない人の命。

年と共に身に沁みる。

庭の落葉樹、トウカエデ、

モミジ、アジサイ

ユキヤナギなど。。。

もう少しで全て散ってしま
  
います。

でも、来年になれば木々は

また若葉が芽を吹いて、

生き返ってきます。

逝きて帰らぬ人の命とは

異なりますね。