家の近くの桜並木も満開と
なりました。
このところ空が曇っていて
灰色の空では桜の花が今一
冴えないのですが。
今日は気温が20℃を越え、
夕方になってかなり強い
雨が降り出し、もう花が
散り始めています。
いくら何でも早過ぎるよ!
京都花見旅行記を仕上げな
いと季節外れになってしま
います。急げ!
二日目に二番目に訪れたの
は隋心院です。
最初に訪れた勧修寺から、
歩いて15分位で着きます。
小野小町が晩年を過ごし
た地だそうです。
門の近くに小野小町の歌碑
があります。
花の色は移りにけりな
いたづらに 我が身世にふる
ながめせしまに
ここは約200本の梅の木が
咲く梅園があり、観梅会が
開催中でした。
3月12日~27日まで開催と
のことで、桜よりまだ梅の
見頃なのですね。
あまり広くない梅園に紅梅
が沢山咲いていました。
桜を期待して行ったのに梅
ではねえ。。。
梅は熱海梅園を始め方々で
きれいな梅を見ているので。
ということで、あまり感激
しませんでした。
院内には小野小町の伝説を
絵にしたきれいな屏風等が
飾られています。
小野小町の伝説として、小町
を愛した深草少将の話があり
ます。小町が自分の元に100日
間通い続けたら結婚しようと
言われた少将は小町の元に通い
続けました。しかし、99夜目
に雪に埋もれ、凍死してしまっ
たいう悲劇です。
小町は隋心院にある文塚に少将
が書いた手紙を埋めたとされて
いるそうです。
字が小さくて読み難いので
すが、「あなたも、かって
想いを寄せてくれた人のこと
を思い出してみてほしい。
そして、その人の幸せを静か
に願ってみてほしい」
と書かれています。
ここにもきれいな庭園が
あります。
小野小町もこの庭園を眺め
ていたのでしょうか。
長い黒髪の美女だったの
だろうなあ。。。
絶世の美女と言われてま
すからね。
と想像が脹らみますが、
平安時代前期、9世紀の人
なので、もう1200年も前
のことです。
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