皇后陛下の歌です。

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今日は風が冷たくて寒い一日でした。

夜になって一段と風が強くなり、ビュウー

ビュウーと吹きわたる風の音が窓越しに聞こ

えてきます。

ガーデンニングは暫く最小限の作業しか出来

ませんね。


今日の写真は、ジベルニーのモネの庭です。

一昨年の6月に撮ったものですが、何度見ても

きれいだなぁと思います。

6月のフランスは最高の季節ですね。

美しく咲く花、明るい日の輝きが最高です。


写真は初夏ですが、今日は寒い日なので冬の歌

を載せます。


いてつける水のほとりの寒椿

花のゆれつつ白鷺のたつ

      美智子皇后


美智子皇后は、きわめて優れた歌人として定評が

あります。

この歌も上品で優雅で美しいお人柄そのもの

ですね。

今日は美智子皇后の歌を載せます。



君とゆく道の果たての道白く

夕暮てなほ光あるらし



やがて出づる日を待ちをればこの年の

序奏のごとく空は明けゆく


「英詩訳・百人一首 香り立つやまとごころ」

を書かれたアイルランド人のマックミラン

ピーターは、「皇室や王室が詩作の伝統を支援

をしている国は世界でも日本だけだ。

しかも、皇族が自ら和歌を詠むという実践に及ん

でいることは、国民が誇りにして良いとことだ」

と書いています。


このマックミラン・ピーターさんの百人一首

英訳の本は素晴らしい本です。

同氏は、現在の日本人が素晴らしい和歌の伝統

に無関心になっていることを悲しみ、現代の

日本人が「百人一首」を読むことの重要性につ

いて力説されてます。

このことはまた改めて、ご紹介しましよう。


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