月の影のさやけさ


今夜は満月です。

でも、雲が多くて、満月は雲に隠れたり、

出たりしています。

それがまたきれいです。

私のカメラでは、あまり良く撮れなくて

残念ですが。


秋風に たなびく雲の たえまより 

もれいずる 月の影のさやけさ

   新古今集  藤原顕輔  


百人一首に選ばれている歌ですが、正しく

今晩のような月の眺めを詠んだのでしょうね。

もう、900年も昔の歌ですが。


白のベゴニア・センパーフローレンスです。

寒さに弱いので、11月には枯れてしまう

でしょう。


5月から約半年の間、良く咲いてくれます。

赤やピンクより白の花が良いですね。


白いベコニアが咲いているこの眺めが

今は気に入っています。

陽が差し込む午前中の眺めが特に良いです。


藤原顕輔の歌をマックミラン・ピーターさん

は以下のように英訳しています

(英詩訳・百人一首 香り立つやまとごごろ)


Breeze blow long,

trailing clouds

across the sky

on this dark night.

Through breaks

the moon

so clear, so bright!


「月の影のさやけさ」というところの訳が、

「the moon so clear,so bright」となって

ますが、「さやけさ」というきれいな日本語の

訳は難しいですね。


ウィンター・コスモスは文字通り寒さに

強くて、これからも良く咲いてくれます。


カフェミモザは明日から3日間の定休日に

入ります。

このオフは、あまり出かけず、庭仕事を

頑張るつもりです!

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