究極の庭


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花の写真ばかりをアップしてばかりして

いないで、たまにはガーデン全体を俯瞰して

みましょう。


庭仕事をしていると、つい細部にばかり

こだわり勝ちになりますね。

細部をいじっていると、いかにも仕事を

したような気がするものです。

   
本当に大切なのは、全体像をイメージし

ながら、細部をおろそかにしないことなの

でしょう。難しいことですが。
     


小さな事に身を入れすぎる人は、

通常大きな事ができなくなる。

     ラ・ロシュコフー


細部にばかりこだわらず、絶えず全体との

バランスを考えながら、庭づくりをすること

は中々難しいことですね。

小さい事に身を入れることの方が、楽なんだ

と思います。


こうして全体像を時々チェックしてみること

が必要なのですが、あまりしないのだなあ。

つい忘れ勝ちになります。


個々の美しい花を鑑賞するばかりではなく、

その花たちを組み合わせて、ガーデナーの

個性が溢れた美しい庭を造ることがガーデ

ニングだと思います。

大事なのは個性ですね。


「得もいわれぬ安らぎに包まれ、この残酷な

世もまだ棄てたものではないと実感でき、

こういうところで最期を迎えることが

できれば申し分ないと思えるよう空間。

それこそ究極の庭ではないだろうか。」

   「安曇野の白い庭」  丸山健二


と言いながら、ここで個々の花の写真に戻り

ましょう。

これが何といっても楽ですからね。


ラベンダーの花が咲き始めました。


ラベンダーは、あまり寒くても暑くても

いけませんね。

この場所は、風通しが良く、少し乾燥気味

なので、ラベンダーに向いているのかも

しれません。


同じラベンダーでも、耐寒性の強いものと

弱いものとがあります。

レースラベンダーなんか、冬になると枯れて

しまいます。


今日は、お昼過ぎから雨となりました。

明日は、お天気が回復しそうなので、

庭仕事が出来そうです。


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