人生の特等席


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今日は、風もなく、暑くも寒くもなくて、

気持ちの良い天気でしたね。

カフェもオフで、久しぶりに、庭仕事を

タップリすることが出来ました。


働いた後は、ガーデンの椅子に座って、

ミルクティで休憩です。

自分のガーデンを造ったガーデンを眺め

ながら、ゆっくり寛げる時間は至福の時間

ですね。

まあ、自己満足の世界ですが。


今日は先日DVDで見た「人生の特等席」の

感想を記しましょう。

クリント・イーストウッドが主演の映画

です(2012年)。


クリント・イーストウッドは、もう82才。

今回の作品では主演のみで、監督はして

いません。

老いと仕事、娘との確執をテーマにした映画

です。


彼の演じるメジャー・リーグの名スカウトで

あるガスは、老齢に加え、視力の衰えもあり、

引退を迫られています。


パソコンも使えず、若いスカウトからは、

時代遅れと誹謗されている。

また、一人娘は有能な弁護士となっているが、

父と娘の関係は断絶状態にある(娘役はエイミー・

アダムス)。


そんな時に、超高校生級のスラッガー

ドラフトの話が起きる。

ガスは、自分の最後の仕事として、自分の目

でこのドラフトの目玉選手の能力を確かめに

出かける。


この仕事に失敗すれば、もう引退という危機を

心配して、ガスの長年の上司である球団幹部の

ピートが、ガスの娘に今回の視察旅行に、父と

同行して欲しいと頼む。


敏腕弁護士の娘は、法律事務所のパートナー

になれるかどうかの、大切な時期であったが、

父に同行することを決める。


こうして、父と娘一緒にドラフトの目玉選手の

出る試合を観戦することから、ストーリーが

展開していく...。


最後は、ハッピー・エンドで終る、とても

後味の良い映画でした。


ガスの老化のシーンとして、トイレで排尿に

時間がかかる、物にすぐに躓く、車の車庫入れ

が上手くいかず車に傷をつけるなどの姿が描写

されます。

典型的な老人の姿ですね。


いずれも他人ごとではないなあ。

しかし、歳はとっても、長年蓄積された経験と

カンが、パソコンのデータ分析に勝つという

点は痛快です。


断絶状況だった父と娘が、このスカウト旅行

の間に、親子の絆を取り戻していくという話が、

ドラフトの話と絡んで進行して行きます。


最近、この映画のように老人が主人公となって

いる映画が目に付きます。

先日観た「ル・アーヴルの靴磨き」もそうでした。


日本だけでなく、どの先進国でも、高齢化が

進んでいるせいでしょうか。

いずれも、年を取ることを、ポジティブに

とらえている映画です。


まあ、老化を嘆いてばかりいても、暗いです

からね。

良い面に目を向けていくことが必要です。


カフェミモザは、明日から営業です。

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