音楽祭(Fete de la musique)

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ヴァンヴの市場があまり良くなかったので、

アパートに帰って一休み。

夕方になってから、マレ地区にあるヴォージュ

広場まで散歩に行きました。


この広場は、1612年に完成したパリで

最も古い広場です。

その頃には貴族の館で、賑わっていたそうです。


今日は、毎年6月21日に行われる音楽祭

(Fete de la musique)の日なのだそうです。

パリで、たまたまこの日に居合わせて、とても

ラッキーでした。


この音楽祭は、今では世界中で行われているそう

ですが、知らなかったなあ。

日本でも、行われているらしいのですが、あまり

知られていませんね。


この音楽祭の趣旨は、あらゆる音楽を、プロも

アマも出来るだけ、公共の場で演奏しよう

というものだそうです。


このヴォ―ジュ広場でも、沢山のミュージシャン

が色々な音楽を演奏していました。


町の通りに音楽祭の旗が掲げられています。


アパートの近くの小さな通りで、合唱をして

いる人たち。

いかにも素人の合唱団という感じでしたが、

すごく良いですねえ。


歌っていたのは、シャンソンでした。

聴衆も一緒に歌います。

聞いている子供の可愛いこと。


本当に歌うことを楽しんでいる感じです。

町中のいたるところで、こういう演奏が

行われています。


こういう「祭り」を企画して、実行する。

また、その企画に市民が積極的に参加すると

いうことに感心しました。


こちらはロックのバンドです。

ハード・ロックをガンガンやっていました。


ヴォ―ジュ広場では、ゲイの人達のグループ

がコーラスをしていました。


こちらはおじさんのバンドです。

シャンソンばかりでなく、ジャズのスタンダード

「Fly me to the moon」なども演奏。

思わず一緒に歌ってしまいましたよ。


とにかく沢山の演奏が行われているので、

あまり一か所で立ち止まれません。


一か所で、一、二曲聞くと、それでは次へと

移動するという感じです。


子供が中心のブラスバンドも路上で演奏して

いました。


路上だけでなく、教会や公会堂などあらゆる

ところで、音楽が演奏されるようです。

クラックの演奏も沢山行われるみたいです。


ドラムだけを叩くだけのグループもいました。

少しうるさかったですけどね。


あちこちの音楽をすっかり楽しんだ一夜でした。

とにかく大勢の人が、音楽を心から楽しんで

いることに感心しました。


アパートに帰ったら、日が暮れていて、

外は夕焼け。

日没は、10時過ぎ。パリの夏の夜は長い

ですね。