他人のブログ

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「あれっ。今日は随分朝早くからブログの更新

だね。どうかしたかい?」


「いやいや、今日は東京に出かける用があって、

夜にはブログの更新ができないので、朝の内に

済ませておこうと思って」


「あ、そうか。まあどうでも良いことを書いて

お茶を濁して、とにかく継続だけしておこうと

いうことかね。」


「まあ、そう言っちゃ、身も蓋もないよなあ。

ミモザの花の写真をUPするだけでも良いじゃ

ないか。」


「まあね、ミモザがきれいだから仕方がないか。

面白くもないことを読まされるより良いかもね」


「ところで、最近、ミモザのブログはマンネリ

気味だという評判だよ。」


「やっぱりそうかなあ。本人もマンネリ気味と

いう自覚はあるのだけどね。」


「まあ、6年も続けていると、書いていることが

マンネリ気味になるのは分かるけどね。」


「以前に書いたブログを読み返していないので、

前に書いたことを忘れて、何回も同じことを

書いているかもしれないなあ」


「折角なら、日々心を新たに取り組んで欲しい

ものだねえ」


「分かった。分かった。気を付けよう」


「ところで、他人のブログは読むのかね?」


「それがね。ほとんど読んだことがない

んだよ。

たまに、読むことがあるのだけど、あまり

面白いと思ったことがないんだよ」


「そりゃ少し傲慢だね。もう少し、他人の

ブログを読んでみた方がいいよ。」


「うーん。時間もないしねえ。

どうもブログというのは、書いている人の

自己満足という面が強いように思えるんだ

よね。」


「そりゃ、自分のことを言っているのじゃ

ないのかい。

他人のブログを読んだら、何か自分に欠けて

いるものに出会うきっかけになるかもよ。」


「確かにそうかもね。もう少し、他人のブログ

に、目を向けてみることにするよ。

あっ、いけない。もう出かけなくちゃ。

じゃまたね。」